横断歩道
先日、小学校の娘と散歩していた時の話ですが、この道路は時間帯によって交通量が多くて、夕方は特に帰り足の車が増え車の列が切れない時があります。
この日もなかなか車列が途切れなくて、私たち二人は横断歩道を渡れないでいました。
いつものことなので、車列が途切れるのを待っていると、1台のダンプカーが減速、ゆっくり停止。手で『どうぞ!』の合図!
私は対向車線から車が来ないことを確認しお辞儀をしながら渡り始めました。
ふと娘に目をやると、渡る前に90度腰を曲げた深いお辞儀! えっ!ビックリ!
何気なくお辞儀をして『ありがとうございます』って渡るだけでしたので私は驚きました。
運転手さんもそれに答えるかのように満面の笑顔で横断するのを見守っています。
横断し終えるとまたまたビックリ!
もう1度、ダンプカーへ体を向きなおしての90度のお辞儀!それを見た私もとっさに娘に習って、深いお辞儀。さすがに運転手さんも驚きの表情を浮かべましたが、さっきにも増してのニコニコ笑顔で親指を立て、goodのポーズで娘に応えてくれました。
娘に聞いて見ました。
私『いつもこうしているの?』娘『そうだよ』
私『みんなそうしてるの?』娘『してる人はしてるんじゃない』
私『なんであんなに丁寧にお辞儀をするの』
娘『止まってくれたお礼でしょ。ちゃんとお礼したら、また次も止まってくれるかもしれなし、他の車もみんな止まってくれるようになるかもしれないでしょ!』
私は返す言葉も見つからず、子供の成長を嬉しく思うと同時に、自分を恥じたのでした。
それ以降、横断歩道に人が待っている時は必ず止まるようにしています。
横断歩道を渡らせてくれたダンプのおじさん素敵な笑顔、ありがとうございました。
百合の花が咲きました。
今日も幸せな1日をありがとうございます。
<今日の言葉>
あなたの行動は、取るに足らないことかもしれない。しかし、「行動すること」そのことこそが重要なのだ。